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相続登記の義務化について解説!相続登記をしないリスクとは?

2023/10/27 06:00:32 AM 投稿, 不動産お役立ちブログ,



相続登記という言葉の意味をご存じでしょうか。
相続登記は、法的な権利関係を明確にするために必要な、とても重要なものです。
今回は相続登記の義務化について、そして相続登記をしない場合に起こるリスクについて解説します。

□相続登記の義務化について

相続登記とは、被相続人が所有していた不動産の名義を相続人の名義へ変更することを指します。
これは不動産の所有権の移転を正式に記録するための手続きであり、法的な権利を保護するためには欠かせないものとなっています。

相続登記は、2024年4月1日から義務化されます。
過去の相続分に関しては、義務化の施行日以前に発生していた相続も対象となります。
この場合、施行日または相続したことを知った日の遅い方から3年以内に申請する義務があります。

また、正当な理由なく期限内に申請しなければ、10万円以下の過料が科せられるようになります。

申請を忘れていて過科が科せられてしまう事態は避けたいものです。
不動産の所有者が亡くなった直後は慌ただしく、他にも考えることが多くありますが、忘れずに相続登記をしておきましょう。

□相続登記をしない場合に起こるリスク

ここでは、相続登記をしない場合に考えられるリスクを3つご紹介します。

*権利関係が複雑になる

相続登記をしないまま相続人の誰かが亡くなると、次の遺産相続が開始されます。
こうして相続人の数がどんどん増えていくと権利関係が複雑になってしまい、後のトラブルにつながるかもしれません。

*不動産を売却できない

相続登記がされていない場合、その不動産を担保にしてローンを組んだり売却したりできません。
特に複数の相続人が存在する場合、遺産分割協議が成立しないままでは土地や建物の名義変更は行えません。

*不動産が差し押さえられる

相続者の誰かが借金を滞納していた場合には、不動産が差し押さえられる可能性もあります。
このような事態を回避するためには、差し押さえられる前に相続登記や相続放棄の手続きを済ませておく必要があります。

不動産を売却したくてもできなかったり、差し押さえられたりすると困りますよね。
親族間での権利関係が複雑になると、ストレスにもつながりかねません。
リスクを事前に把握して起き、トラブルを避けるためにも、スムーズに相続登記を済ませておきましょう。

□まとめ

相続登記を考えている場合は、相続登記の義務化やそれを怠った場合のリスクをしっかりと理解して、適切な手続きを行うことが大切です。
相続登記は単なる手続きではなく、後のトラブルを防ぐための重要なステップとなりますので、適切な対応を心がけましょう。

水戸市、ひたちなか市、大洗町周辺で相続登記についてお困りの方は、当社までお気軽にお問い合わせください。




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