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中古住宅を購入する際の住宅ローンの注意点を解説!

2022/09/14 06:00:26 AM 投稿, 不動産お役立ちブログ,



「中古住宅を購入する際の住宅ローンについて知りたい」
水戸市、ひたちなか市、大洗町周辺でもこのようにお悩みの方が多くいらっしゃいますよね。
今回はそのような方に向けて、中古住宅を購入する際のローン審査項目について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

□中古住宅を購入する際のローン審査項目について

新築住宅も中古住宅も、ローン審査の流れや審査項目は変わりません。
そして、住宅ローンの審査項目は金融機関によって違います。
ここでは、どのような審査項目があるのか解説をします。

1つ目は、健康状態です。
住宅ローンを組むためには団体信用生命保険に加入する必要があります。
万が一のことがあったときに、ローン残債を保険会社が返済するという住宅ローンの生命保険です。
この団体信用生命保険の加入するための審査では、健康状態や持病、病歴についてチェックされます。

2つ目は、借入時年齢・完済時年齢です。
多くの金融機関で、完済時年齢の上限は80歳前後とされています。
そのため、借入時の年齢によっては長期の住宅ローンが難しいこともあります。

3つ目は、担保評価です。
売却価格や路線価、建築年数をもとにして試算がされます。
中古住宅では不動産鑑定会社が鑑定をすることもあり、その評価によって融資の上限額が変わってきます。

4つ目は、勤続年数です。
勤続年数は、安定してローンが返済されるかどうかの判断基準となります。
勤続年数の基準は金融機関によって異なりますが、半数以上が1年以上としています。

5つ目は、年収です。
融資額の目安となります。
年収の7から8倍の金額が融資額の上限となることが多いです。

6つ目は、返済負担率です。
これは、年収に対する年間返済額の割合です。
年収が500万円で年間返済額が120万円であれば、返済負担率は24パーセントとなります。
一般的に25パーセント以内が安全圏で、目安は35パーセント以内といわれています。

7つ目は、連帯保証です。
保証会社の審査を通過して保証料を支払うことです。
多くの金融機関では、系列の保証会社による審査を条件としています。
外部の保険会社に審査を委託していることもあります。

□住宅ローンを利用して中古住宅を購入する際の注意点について

1つ目は、昭和56年以前の物件に注意することです。
昭和56年以前に建てられた物件であると、住宅ローンを借りれない恐れがあるのです。
昭和56年6月から新耐震基準が適用されたため、旧耐震基準の中古住宅の購入では住宅ローンを利用できない場合があります。

また、昭和56年の6月以降に建てられた物件であっても、旧耐震基準によって建てられた物件もあります。
耐震基準の取り扱いは、金融機関によって異なるため一度相談してみるとよいでしょう。

2つ目は、住宅ローン控除の条件についてです。
住宅ローン控除は、住宅ローンで中古住宅を購入した際にも利用できます。

しかし、中古住宅で住宅ローン控除をうけるのであれば、築年数や耐震性能に関する要件についても満たす必要があります。
例えば、住宅の取得費から半年以内に居住して、その年の12月31日まで住んでいること、住宅ローンの借入期間が10年以上などといった要件があります。
住宅ローン控除を利用したい方は、要件を満たしているかどうか確認しておきましょう。

3つ目は、手付金を支払う必要があることです。
中古住宅を購入する場合は、売買契約時に手付金を支払う必要があります。
例えば、2000万円の中古住宅を購入する場合には100万円から200万円の手付金を支払います。

また、手付金を支払う時点では住宅ローンの申し込みができていないため、自己資金から支払わなければいけません。
また、他にも印紙税や登記費用もかかります。
このような費用がかかることを念頭に置いて、自己資金の準備をしましょう。

□中古住宅の住宅ローン借入額を決めるポイントについて

1つ目は、毎月支払える金額から借入額を決めることです。
毎月返済できる金額から逆算をして借入金額を決める方法もあります。

その際に、現在支払っている家賃と同じ金額を設定する場合は注意をしましょう。
住宅を保有すると固定資産税や都市計画税など様々な支払いが増えることになります。
また新たな生活では、家具や家電を購入することも多いため、借入金額は計画的に決めましょう。

2つ目は、借入額にリフォーム費用を含められるかどうか確認することです。
中古住宅の購入と同時に、リフォーム工事を行われる方も多いですよね。
その際に、リフォーム費用も住宅ローンの借入額に含められるかどうかを相談しておきましょう。
住宅ローンとリフォームローンを別々に組むよりも、まとめた方が返済額を抑えられます。

□まとめ

今回は、中古住宅を購入する際のローン審査項目について解説しました。
また、注意点や借入額を決めるポイントについてもお分かりいただけたかと思います。
ぜひこの情報を参考にして、中古住宅の購入について検討してみてくださいね。
ご不明点がありましたら、いつでも当社へご連絡してください。




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