不動産相続の流れと注意点について説明します！

2022/04/30 06:00:29 AM 投稿, 不動産お役立ちブログ,

「不動産相続の流れはどうなるのだろう」

「不動産相続での注意点は何かな」

遺産相続を行う際に、不動産は扱いづらい遺産になるでししょう。

そこで今回は、不動産を相続する際の流れと注意点について解説します。

□不動産相続の流れとは？

まず不動産相続を行う際の流れを、優先度順で紹介します。

・死亡届を死後7日以内に役所に提出する

・遺言状があるか無いか確認する

死亡届に関しては、死後7日以内の提出が法律で義務付けられているので、忘れないようにしましょう。

また、遺言状があるか無いかで相続の流れが変わってきますので、必ず確認するようにしましょう。

早めにやるべきこととして、戸籍謄本の取得が挙げられます。

相続人が誰なのかを明確にするために、相続人全員分の戸籍謄本を取得する必要があります。

しかし戸籍謄本の取得は時間がかかるケースが多いので、早めの行動を心がけましょう。

・遺産分割協議書を作成する

・必要書類の取得

遺産分割協議書は自分で作成するか、司法書士に作成を依頼しましょう。

この書類には相続人全員の署名と押印が必要になります。

また、随時必要になる書類も複数ありますが、書類が揃えば相続のゴールは近いです。

不動産相続の注意点としては、まず相続税の申告をもれなく行うようにしましょう。

税務調査で不備や漏れが見つかった場合には、ペナルティの追加納税が発生します。

また、遺産分割でトラブルになった場合、長期化する可能性も十分考えられますので気を付けましょう。

相続税の納税期間は10か月なので、それまでに遺産分割が完了しないと、優遇制度の利用などができなくなってしまいます。

調停や裁判所の利用も視野に入れ、10か月以内の分割を目指しましょう。

最後に、不動産の相続に注意しましょう。

戸建てを相続する場合には、空き家になると固定資産税が4倍近くに跳ね上がってしまう可能性があります。

また、物件を賃貸として貸し出すことを検討している場合、建物は年を経るごとに価値が下がっていき、土地は絶えず価値が変動します。

それらの点に留意し、将来の価値も考えつつ不動産の遺産分割をしましょう。

今回は、不動産を相続する際の流れと注意点について解説しました。

この記事を、不動産相続の際にお役立ていただければ幸いです。

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